時々街で鳥を見た時に思いませんか?
『あの鳥、獲って食ったら駄目なのかな‥‥?』
特に獲って食べるつもりはなくても、そういう疑問を持つ人は多いと思います。
そこで少し調べてみました。
まずポイントを先に言っておきます。
①獲って良い鳥獣が『狩猟鳥獣』として定められています。
②狩猟期間が決まっています。
③狩猟方法でやってはいけない事、免許が必要な事があります。
④数に制限があります。
⑤狩猟してはいけない場所があります。
では、狩猟鳥獣から説明しますが、獲っていいのは以下に書いてある通りです。
★鳥類★
【コウノトリ目】
ゴイサギ・カワウ
【カモ目】
マガモ・カルガモ・コガモ・ヨシガモ・ヒドリガモ・オナガガモ
ハシビロガモ・ホシハジロ・キンクロハジロ・スズガモ・クロガモ
【キジ目】
エゾライチョウ・コジュケイ
ヤマドリ(「コシジロヤマドリ」は対象外)
キジ(「コウライキジ」を含む)
【ツル目】
バン
【チドリ目】
ヤマシギ(「アマミヤマシギ」は対象外)
タシギ
【ハト目】
キジバト
【スズメ目】
ヒヨドリ・ニュウナイスズメ・スズメ・ムクドリ
ミヤマガラス・ハシボソガラス・ハシブトガラス
★獣類★
【ウサギ目】
ユキウサギ・ノウサギ
【ネズミ目】
タイワンリス・シマリス・ヌートリア
【ネコ目】
ヒグマ・ツキノワグマ・アライグマ・タヌキ
キツネ・イタチ(オス)・チョウセンイタチ(オス)
ミンク・アナグマ・ハクビシン
ノイヌ・ノネコ・テン
【ウシ目】
イノシシ・ニホンジカ
次に狩猟期間ですが、11月15日から2月15日までの3ヶ月間だけです。
これ以外では禁止です。
※北海道では10月~1月いっぱいだとか。
狩猟方法には免許の必要なものとそうでないものがあります。
銃や罠を仕掛けるには免許が必要なようです。
素人は基本的には素手で頑張りましょう。
パチンコはオッケーなようです。
詳しくは『自由猟』で検索してみてください。
一日に獲っても良い数は、大きいものだと1か2、小さいものだと5から10が最高です。
こちらも詳しくは『自由猟』で検索してみてください。
まあ素人が頑張って捕まえて食するくらいならおそらく大丈夫です。
狩猟したら駄目な場所は、おおよそ人がいる所は全て駄目です。
鳥獣保護区や休猟区など、獲っては駄目だと定めてある場所は当然駄目です。
簡単にまとめると、元旦前後1ヶ月半の期間、上記する鳥獣を、自分の家の敷地内、或いは人が全くいなくてこない場所で、人はもちろん他の動物に対しても安全な方法で獲るなら大丈夫です。
私がもしもやるとして、庭のある家なら、庭に餌を撒き、じっと岩になりきって待って掴み獲る!って感じですかね。
一応気を付けないといけないのがノイヌとノネコです。
完全に野生化しているものであって、一時的に飼い主がいないだけのものは、ノライヌ、ノラネコとして区別されています。
それらは獲っちゃダメですよ。
食べられるかどうかは『
食べられる?食べられない?』でいくつか書いてますので、そちらをご覧ください。
最後にくれぐれも言っておきますが、何かあっても私は責任とれませんから、やるなら他でも確認して自己責任でお願いします。