先日パソコンを買い替えたのですが、自分の環境を移行する際色々と問題が出ましたので、同じ過ちを繰り返さない為にメモしておきます。
私がやったのは、中古パソコンを買ってきて、ハードディスクドライブを入れ替え初期化し、そこに今までの環境を移行する作業です。
①今まで使っていたパソコンのHDDにあるデータ等をバックアップ
まず最初に、今まで使っていたパソコンのHDDにあるデータをバックアップしました。
概ねバックアップはしているのですが、今までの体制をそのまま移行したいので改めて別にバックアップします。
この時忘れてしまったのが、『
IMEのユーザー辞書の書き出し』です。
以前はちゃんとやったのでその時に書き出したテキストファイルがあったのですが、それから色々と追加もありましたからね。
本来なら後で書き出すことも可能ですが、今回は今まで使っていたHDDに上書きする形で使いますから、先にやっておく事が大切です。
しかし私は忘れてしまい、今回の失敗の一つがこれになります。
②新しいパソコンでリカバリーUSBの作成
ウィンドウズ10では、リカバリー用のUSBを作成する事ができます。
16G以上のモノが必要となります。
USBメモリを刺した状態でコントロールパネルを開き、回復を選んで作成します。
この時、コントロールパネルの表示方法を『カテゴリ』から『小さいアイコン』に変更すると見つけやすいです。
説明に従ってリカバリーUSBは作成できます。
次に買ってきたPCの電源を落としてバッテリーを取り外し、HDDを入れ替えます。
そして一度PCを立ち上げます。
※私はUSBも刺した状態で立ち上げたのですが上手く行かず、一度電源を落として再び立ち上げたら上手く行きました。
後は説明に従って完全リカバリーをすればOKです。
③ウィンドウズの設定
リカバリー、即ち初期化の際、色々な設定があります。
インターネットへ繋げる環境が必要なようです。
その後色々と設定がありますが、なるべくここでは設定せず、後から設定する事を私はお勧めしたいです。
特にマイクロソフトIDの設定は失敗だったかもしれません。
メールアドレスのIDがそのままUSERフォルダ名になるので、別で設定できるならそうしたいです。
できるかどうかは今更分かりません。
④OneDriveをデスクトップに何も無い状態(ゴミ箱だけ)で行う
その後私はすべての移行をして環境を整えてから、OneDriveを立ち上げました。
OneDriveとは、マイクロソフトクラウドです。
デスクトップなどを同期し、バックアップを自動でとる事も出来ますがこれが厄介でした。
私はデスクトップにあらゆるデータを置き、プログラムすらもインストールする事があります。
OneDriveを立ち上げた瞬間、そんなデータをすべてアップロードし始めました。
これを止める為、同期の解除設定を必死に探したりしましたが結局いい感じのが見つからず、一旦プログラムの削除でアプリをアンインストールしました。
その後設定方法を探していたら見つかったので、再びアプリをインストールする事にしました。
こちらのサイトでダウンロードできます。
そして今度は調べた通り、デスクトップのバックアップ管理を外す事にしたのですが、既に始まっていたアップロードが止まりません。
パックアップを止める方法は、右下のクラウドアイコンをクリックし、出てきたウィンドウの右下の『ヘルプと設定』から『設定』を選び、『バックアップタブ』を選んで『バックアップを管理』から変更できます。
しかも全てのデスクトップファイルが消えてしまいました。
そこで再び設定を戻しました。
そしたらデスクトップファイルが戻ったので、それをすべて別の領域に移動し、再び設定でアップロードをしない設定に変更しました。
それでもアップロード表示は消えなかったので、再びアプリをアンインストールしました。
その後改めてアプリをインストールし、デスクトップに何もない状態で立ち上げました。
すると上手くいったので、それからデスクトップにあったものを戻して完成です。
とにかくOneDriveを使う場合気を付けるべきは、デスクトップの同期(バックアップ)が嫌なら、デスクトップに何もない状態でOneDriveの設定を先に済ませる事ですね。
⑤クイックアクセスツールバーの設定など
他にも色々ウィンドウズ環境設定はしましたが、よく忘れるモノをメモしておきます。
エクスプローラを開くと、リボン部分が結構大きくて私には邪魔です。
だからこれを、右端の『Λ』のマークをクリックして収納しておきたいのですが、ゴミ箱だけはアイコンクリック一つで空にしたいのですよね。
そこでクイックアクセスを使います。
まずゴミ箱をクリックし、リボンが展開した状態の『ゴミ箱を空にする』アイコンを右クリックし、『クイックアクセスツールバーに追加』で追加しておきます。
これでだいたい今回のパソコン移行で失敗などして覚えておきたいポイントは書きました。
もしも同じような事を考えている人がいるなら、参考にしてみてください。