ノゲシとは、キク目キク科ノゲシ属の植物です。
『ケシ』と名前にありますが、葉が似ているだけで別ものです。
たんぽぽのような黄色くて小さい花が咲きます。
同じく綿毛もできますが、かなり小さいですし、感じも違います。
【オニノゲシの花】2018年3月30日

【オニノゲシ】2017年5月7日

【オニノゲシ】2017年5月10日

【ノゲシ】2017年7月23日

【ノゲシ】2017年7月23日

【オニノゲシの花】2018年3月30日

【オニノゲシの蕾】2018年4月2日
写真は、ノゲシやオニノゲシ、或いはアイノゲシが混ざっている可能性があります。
アイノゲシは、ノゲシとオニノゲシの雑種です。
他にも似た雑草に
トゲヂシャなどがあります。
3枚目の写真は茎を抱く葉が尖っているのでノゲシで間違いないと思われます。
そうでなく丸くなっていて、全体的に深い緑色をした艶のある葉を持ったものはオニノゲシになります。
かつて沖縄宮古島地方で野菜として食べられていたそうです。
江戸時代には本土でも栽培が推奨されていたという話もあります。
レタスの原種でもあり、葉と茎の部分は食べられそうです。
食べ方によってはとても不味いそうですが、上手く食べればゴーヤを食べるような良い苦みを感じられそうです。
炒めるのは駄目で、天ぷらやサラダ、和え物が良さそうですね。
塩湯で茹でて冷水に浸してから食べるのだそうです。
オニノゲシはノゲシよりも食べづらいので、柔らかくなるまで煮込んだりして食べるようです。