スズメノヒエとは、イネ目イネ科スズメノヒエ属の多年生草本です。
スズメノヒエは在来種ですが、似たものにシマスズメノヒエやタチスズメノヒエ、スズメノコビエといった帰化植物もあります。
【タチスズメノヒエ】2017年7月23日

【シマスズメノヒエ】2017年7月15日

【シマスズメノヒエ】2017年7月15日

【タチスズメノヒエ】2017年7月23日
違いは、真っすぐ伸びて横に穂を付けるのがスズメノヒエ、横に穂を付けて垂れ下がってしまうのがシマスズメノヒエ、茎と同じ方向に立って小穂を付けるのがタチスズメノヒエです。
シマスズメノヒエとタチスズメノヒエは似ていますが、タチスズメノヒエは比較的上に高く伸び、小穂の数も10以上あります。
他にも
オヒシバなんかに似ています。
スズメノヒエとスズメノコビエの区別は難しいですが、違いととしては、スズメノコビエはほぼ無毛で小穂が小さく、第二小花が褐色になるなどの違いがあります。
スズメノコビエに関しては、湿地に生え、花軸が3つ(2や4もある)という特徴を説明しているサイトもありました。
スズメノコビエは海外では食用として栽培、或いは採取されており、食べる事ができます。
他の種も家畜の餌などになっており、概ね食べられそうな気配です。
食用とされないのはおそらく小さくて食べられる部分が少ないからだと思われます。
食べられそうな気配でしょう。