金糸梅(キンシバイ)とは、キントラノオ目オトギリソウ科オトギリソウ属の半落葉低木です。
似たものに、大輪金糸梅、西洋金糸梅、美容柳とあり、全て同じオトギリソウ属です。
【大輪金糸梅】2017年5月26日
【西洋金糸梅】2017年5月26日
【大輪金糸梅(花びらの切れ目が逆)】2017年5月26日
【西洋金糸梅】2017年5月26日
【金糸梅の蕾】2017年6月9日
【金糸梅】2017年6月9日
【金糸梅】2017年6月9日
【西洋金糸梅の実】2019年10月20日
見分け方は、花が小さくお椀型に開花し、オシベが短めなのが金糸梅です。
それを大きくし、花びらもほぼ水平に開くのが大輪金糸梅です。
そこから花びらを細くし、オシベを長くしたのが西洋金糸梅、更に花びらが反りかえりオシベが上向きにカーブしたのが美容柳です。
一番上の写真は真上からの写真でオシベのカーブが確認できませんから、もしかしたら美容柳の可能性もあります。
金糸梅は葉が二枚ずつ両方に広げた羽のように付き、大輪金糸梅はそこまで規則正しくないように見えます。
葉や茎は利尿作用の効果がある薬になり、花弁は気分が落ち着き抗うつに効果があるとされています。
食べられなくはありませんが花びらには副作用もあるとされ、薬として以外では食べない方が良さそうです。
実を食べたという話もありますが、美味しくはなかったようですし、多く食べるのはマズそうです。
あまり食べるのは良くないでしょう。