ヒメジョオンとは、キク目キク科ムカシヨモギ属の道端で見かける植物です。
同属に
ハルジオンという似た植物があり、上の写真の花はハルジオンだと思われます。
交雑する場合も有り、どちらにも見えるものもあるようです。
【ヒメジョオン】2017年6月9日
【ヒメジョオン】2017年5月7日
【ヒメジョオン】2017年5月10日
【ヒメジョオン】2017年5月26日
【ヒメジョオン】2017年5月26日
【ヒメジョオン】2017年5月26日
【ヒメジョオン】2017年6月4日
【ヒメジョオン】2017年6月9日
【ヒメジョオンの蕾】2024年5月17日
【ヒメジョオン】2024年5月17日
三枚目の写真はヨモギに囲まれた真ん中の一本、蕾のあるのがヒメジョオンだと思われます。
ハルジオン同様、野草の中では食べやすく、若い芽や葉が食用に向いています。
概ね花や茎なども天ぷらにして食べられるようです。
似た品種にヘラバヒメジョオンがあります。
葉にギザギザがない箆(ヘラ)のような形をしています。
同じく食べられそうです。
ハルジオンとの見分け方は色々と言われていますが、しっくりくるものがなかなか見当たりません。
花びらが線状のものがハルジオンで、やや幅が感じられるのがヒメジョオンです。
茎を折ると、中が空洞なのがハルジオンで、ヒメジョオンはそうではありません。
春に咲くのがハルジオンで、梅雨前アジサイの季節から秋にかけて咲くのがヒメジョオンです。
小さい花が一斉に咲くのがヒメジョオンで、そんなに多くないのがハルジオンです。
他にも葉が茎を抱くのがハルジオン、茎が分かれ別れた茎の方が長くなるのがヒメジョオンなどと言われています。
しかし混在していても見分けがつきにくく、交雑している可能性もありなんとも言えません。
確実な確認方法は、茎を折るしかなさそうな気がします。